【BtoB】のリード獲得戦略でおすすめの媒体は!?どのようなマーケティング手法があるのか。

マーケティング用語としての「リード」とは、BtoBで扱われる「見込み客の情報」のことを示します。会社単位で捉えるのではなく、1担当者につき1リードとして捉えます。また、リード情報としては、会社名、担当者、住所、メールアドレス、電話番号を示し、どこの会社の誰かが分かり、電話番号やメールアドレスが明確な「アプローチできる情報」になります。

また、BtoBのリード獲得戦略には、「リードナーチャリング(見込み顧客の育成)」と「リードジェネレーション=リード獲得するためのマーケティング行為」があります。見込み顧客になりえる顧客の発掘には、リードジェネレーション戦略でリード情報を獲得する戦略が必要になり、リード化した顧客をHotな見込み客に育成するためにリードナーチャリング戦略が必要になります。

メルマガやセミナー、オウンドメディアを構築し、Webコンテンツなどの有益な情報を提供することで、中長期的な視点の中で、適切なタイミングで顧客接点を持ち続けることで、結果として製品やサービスへの購買意欲を高めていくための見込み顧客の育成戦略が必要になります。

リードナーチャリング

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今回の記事では、このリードジェネレーションとリードナーチャリングに最適なマーケティング手法に論点を絞ってご紹介していきたいと思います。

リードジェネレーションに最適なマーケティング


顧客の「Want」を狙うリスティング広告(Google/yahoo/その他)

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「検索」と言えば、GoogleやYahooの検索エンジンをイメージする方が多いと思います。これらの検索エンジンには、ユーザーとなる可能性のある人々の「○○したい」という「欲求」や「Want」に対して、その需要にあったコンテンツを検索エンジンが表示させる仕組みになっています。

自然にユーザーが検索(オーガニック検索)した際に、自分たちのコンテンツを上位に持っていこうとする為の打ち手がSEOであり、「欲求」や「want」に対して上図広告枠の中で、広告費を支払い、表示させる広告をリスティング広告と呼んでいます。

SEO対策を行い、コンテンツを行うには、多くのSEO対策をしている競合に打ち勝つための時間と労力が必要になりますが、リスティング広告の場合、広告費はクリック単価(CPC)であり、入札制の為、広告費さえあれば、誰でも取り組むことができます。

ユーザーの「Want」に対して、最適な情報を届ける事ができるリスティング広告は、リードジェネレーションの戦略の中には、必須と言える打ち手ではないでしょうか。

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顕在顧客にローラー作戦でアプローチできる代表格「テレマーケティング」

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デジタル時代の今、「インバウンドマーケティング」を主にする企業も多い中、単に「テレマーケティング」だけで顕在顧客にアプローチする企業は減っているのではないでしょうか。

ユーザーがインターネットを通じて、検索やポータルサイト、ニュースサイト等で簡単に自分の知りたい情報を習得できる環境にいる中で、電話の奥の相手は、自分の興味・関心に関わるものでなければ、そもそも電話すら繋がらないケースも増えてきているのでははいでしょうか。

しかし、逆に言えば電話する相手である「担当者」が興味・関心のあるものであれば、電話が繋がった後のアポイント取得は、競合がテレマーケティングという手法を主においていないからこそ、用意になる可能性もあるため、テレマーケティングによる顕在層の獲得戦略は、BtoBマーケティングにおける欠かせない打ち手の1つであると思います。勿論、リード化している企業リストに対して、ナーチャリングをかける意味で、セミナーへの呼び込みや商談へのアポイントを取得する手段としてもテレマーケティングが有効的なのは間違いありません。

また、デジタルマーケティング、コンテンツマーケティング、テレマーケティングを組み合わせて活用することで、より効果的な施策になるのではないでしょうか。

リード保証型 電話リードジェネレーション

電話リードジェネレーションとは、媒体社などが対象顧客にクライアントの製品やサービスを説明し、興味・関心を示した顧客に対して、資料を送付する変わりに、企業名や電話番号などのリード情報をいただく仕組みで、現在のBtoBマーケティングにおける主流となる打ち手の1つになります。

ターゲットメディアマイナビニュースなどの媒体社がサービスを提供しており、対象となる業種や業界によっても単価は異なりますが、1リード獲得単価としては、10,000円〜30,000円の範囲の中で、実施することができます。

価格に関しては、ある程度業種・業界の難易度によって決まっていますが、代理店と媒体社の関係性で交渉が利く可能性も高い領域のため、うまく代理店と連携しながら、施策活用を進めていくことをおすすめ致します。

リード保証型 メールリードジェネレーション

メールリードジェネレーションとは、上記の電話リードジェネレーションが電話でのリード獲得を行うのに対して、対象顧客を持つ媒体社がメールでリードを獲得する仕組みになります。

代表的なサービスとしては、アイティメディアが運営するtechtargetjapan会員やキーマンズネット会員に対するメールリードジェネレーションがあります。

リード保証型 記事広告

リード保証型記事広告とは、媒体社が記事の制作から媒体掲載。さらには掲載した記事への媒体内外での誘導を行い、保証したリード件数に達するまで、プロモーションを行ってくれる記事広告の1つになります。

媒体社やプロモーションを行う業種・業界によっても単価はまちまちで、10,000円〜50,000円程度が相場感になります。

代表的なリード保証型記事広告は、東洋経済オンラインSBクリエイティブのビジネス+ITなどがあります。媒体社が製品・サービスに対する客観的な記事を提供し、潜在的なユーザーがそのコンテンツを閲覧することで、顕在化し、リード獲得に繋げていくといったストーリーになります。

記事広告

日経BPをはじめ、ほとんどの経済系メディアは記事広告が中心になります。こちらの記事広告は、リード保証のない記事広告になります。リード保証がないかわりに、PV保証付きのものは多数存在しています。

しかしながら、一度リード保証でプロモーションを行うと、いくらPVがとれたからといって、リードが取れるかどうかわからないため、中々手を出し辛いのではないでしょうか。

業種や業態によっては、記事広告を使って記事を作り、それをtaboolaやoutbrain、popin等のネイティブアドを活用して、広告を配信することも可能なため、単に記事広告を掲載するのではなく、その記事をどう活用するかを考えて、戦略立てていくことで、有効的な活用ができます。

リードリストを活用したFacebook広告のリターゲティングと類似配信

facebook広告は、属性によるターゲッティングだけではなく、電話番号やメールアドレスを使ったリターゲティング(一度サイトに訪れたユーザーに対して、再度広告を出す)やCVしているユーザーに類似したユーザーへのターゲティングを行うことができます。

また、BtoBの場合、提案していた製品・サービスの担当者が決済のない人間だった場合、稟議にもかけられずにその担当者で情報が止まり、失注することは多々あります。

こういった失注リストを整理して、facebookと連携し、ナーチャリングの打ち手として、類似配信(類似率は1%〜10%の範囲で設定することが可能になります。1が、拡張の幅としては最も小さく、元のデータに近しいユーザーになります。拡張幅を広げると関連性は薄れていきますが、どの%がどの位の拡張性になるのかは公開されていないため、こちらは運用しながら、CTRとCVRをみて、調整していく必要があります。)することで、電話番号やメールアドレスと企業が紐付き、同じ企業の別の担当者へリーチすることもできます。

facebookを活用する場合は、どういったリストに対して、どういったシナリオでターゲティングして、広告を仕掛けるかによって、大きく成果が変わってきます。

電話リードジェネレーション×Facebook類似ターゲティング

電話リードジェネレーション×facebook

電話リードジェネレーションを活用してリードを獲得する場合、獲得するリード数の目標に対して、ターゲットリストを16倍程度(100件のリード獲得の場合、1600件のリスト)準備して、施策に臨みます。

1600件のリストのうち、資料送付ができる有効なリードは100件であり、残りの1500件は資料送付できていないリードになります。

しかしながら、ここで施策を終わらせず、資料送付できなかったリストをfacebookを使って類似ターゲティングすることで、たまたまた電話に出た相手はNGだったが、違う担当者もしくは担当者の上長の目に触れることで、再度リード化することがある為、収集したリードを無駄なく回していくことで、有効リードを最大化するといったマーケティングを線で繋いでいくことが重要です。

リードナーチャリングに最適なマーケティング


オウンドメディアでのコンテンツ発信

オウンドメディアとは、企業が自社で所有するメディアのことで、いわば自社のコンテンツを発信する為の場所になります。自社のメディアのため、そこにはコンテンツ提供することで、どうリード獲得につなげるのか。ナーチャリング戦略を立てる必要がありますが、シンプルに考えると、自社の製品、サービスを購入いただくために、どのような切り口で情報提供すればいいのか。

ここを論点に組み立てていくことで、本来の目的であるリード獲得に繋げることができます。

コンテンツ作りの例としては、

【コンテンツ作りの例】
・顧客の課題別/「顧客の課題を自社の製品・サービスでどう解決できるか」「製品・サービスの導入事例」など

・Wantsに訴えかける/「競合製品・サービスはないが、その製品・サービスでできる世界観をコンテンツで表現」

・競合比較/「価格、機能、品質」などの比較

などがあり、目的を意識した上で、上記のようにテーマ別にカテゴリお設計し、コンテンツに落とし込み、シナリオ設計するこおが大切です。

未だに根強いPush施策「メルマガ」

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リードナーチャリングする上で、メルマガ施策は欠かせない存在です。開封率、CV率をウォッチしていきますが、どの属性にどういった内容(コンテンツ)を送るのか。そこにもストーリーが必要です。

どのようなストーリーで潜在顧客を顕在顧客化させていくのか。そこにシナリオがPDCAが周り、有効的にメルマガを活用することができます。

顧客の課題別など、顧客が共感・共鳴できる切り口の「セミナー」

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オウンドメディアの例でもご紹介しましたが、顧客の課題別など、顧客が抱えている課題を切り口にしたセミナーで、自社の製品・サービスで課題解決ができるといった、未だ顧客にない視点で気付きを与えるための「セミナー」は、リードナーチャリングにおいて重要な役割を果たしています。

これからはメルマガで対象顧客に対してセミナーの告知を入れたり、施策と組み合わていくことで、より有効的な施策になっていきます。

まとめ


これまでBtoBのリード獲得戦略におけるマーケティング手法をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか。

戦略とは目標からの逆算で、施策を点と点で繋ぎ、線にしてこそ機能します。また、最近話題のMA(マーケティングオートメーション)ツールやDMPも、線で繋がれた戦略があってこそ、初めて有効的になり、機能するのではないでしょうか。

まずは、BtoBのリード獲得戦略におけるマーケティング手法はどのようなものがあるのか。各々の施策でできることや期待できる成果を理解して、施策を繋げて1つの線にしていくことが大切です。

次はこのマーケティング施策の「線」の部分にフォーカスして、記事化してみたいと思います。

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