会社を創業して想う。経営の喜怒哀楽。

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会社を創業して、今月で6ヶ月目になりました。

今月が終われば、創業して6ヶ月。1年のうちの丁度半分になります。
創業してからこの5ヶ月間を振り返ってみると、周りの友人達への「感謝」の一言に尽きるかもしれません。

簡単にこの5ヶ月を振り返ってみると…

2016年5月9日。株式会社エヌ・ケーパートナーズを1人で創業。
友人からの紹介で、2016年4月より1社、5月よりさらに2社とコンサルティング契約を行い、コンサルティング業務スタート。
その後も友人からの紹介で、コンサル先は5社になり、取引先も複数社になっています。

思えば、お客様も取引先も全て周りの友人の紹介。よく、周りに「クライアントをどういった形で開拓してるのか。」と質問をいただきますが、いつも「たまたま素敵な友人に恵まれて、いつも紹介してもらっている。」と答えています。

周りの友人からは、「日々の行いが良いからだ!」と言ってもらえますが、実はこの言葉。日々の励みになっているし、「引き続き自分は自分として軸を持って、絶対にぶれてはいけない。」と強く思うきっけになっています。

このような状況の中、今回のテーマは、会社を創業してから経営をスタートさせた中で感じた「喜怒哀楽」について、まとめてみたいと思います。

経営における喜び


当社は事業戦略・マーケティング領域のコンサルティングを事業の軸として、展開をしています。
事業戦略・マーケティング領域は売上に直結する領域の為、常に頭の中にあるのは、クライアントの業績が落ちれば、自社の業績も落ちるし、逆にクライアントの業績が上がれば、自社の業績も上がるという逃げようの無い事実。

常にクライアントの成果にコミットをして、コンサルタントとして発言をする内容や言葉も、本当にその戦略や施策で、クライアントの業績が伸びるのか。考え抜いた上で発言をするようにしています。

このような環境の中、今の一番の喜びは、クライアントと共に切瑳拓真して事業や従業員と向き合い、結果として業績が伸びた時。

プロセス結果ではありますが、やはり最終的なには成果がでなくては、自社の仕事を果たしたことにはなりません。だからこそ、前年比を越えたり、目標を達成できたり、エンドユーザーから嬉しい声をもらえた時、初めて「起業して良かったな」と思います。

これから会社を成長させる中で、自社の従業員も増やしていきたいという想いですが、従業員に対しても、個々人の成長にコミットして、向き合っていきたいと思います。

経営における怒り


会社を運営して5ヶ月ですが、今の所記憶の範囲では、「怒り」という感情は出ていません。
1つ上げるとすると、創業したのが熊本の震災直後だったため、マネロンこと「マネーロンダリング」の影響を受けて、最初に開こうとしたとある銀行の口座開設を拒否されたことでしょうか…(苦笑)

震災等の大きな出来事があると、「募金」と題して銀行口座が開設されて、それがいつの間にか資金洗浄の口座に使われたりする為、そういった事象を防ぐ為に、銀行が一時的に厳しくなる傾向があるようです。

起業当時は、会社のHPもメルアドも電話もファックスも何も無かったため、「自分の会社何を信頼すればいいのか。」って考えると、確かに断るなあと思う一方で、個人としてはその銀行の口座を持っており、長年に渡り信頼関係を積み上げてきたと思っていたので、ちょっとショックでした(苦笑)

しかしながら、1法人として信頼を得るには、会社のインフラである、HP、メールアドレス、電話番号、ファックス番号、会社概要の資料は必須であると身をもって痛感したし、会社として経営する以上は、まずは当たり前のことを当たり前にやろう(郷に従おう)と大変勉強になりました。

経営における哀しみ


これは哀しみというより、悔しさかもしれませんが、クライアント候補から仕事の相談や依頼があった時、今の自分の会社の実力では、その会社の成果に貢献できないと判断して、お断りをする時に自分の実力のなさに「哀しさや悔しさ」を感じています。

こういった感情があるからこそ、日々努力できると思うので、これからもこの気持ちを大切に。クライアントの期待を越えられるように、精進し続ける次第です。

経営における楽しみ


リスクと責任を背負う代わりに、描いた理念やビジョン。そして目標に対して努力を行い、それが「成果」として現れた時、自分の心の中にある承認欲求が満たされる感覚があります。

これはサラリーマン時代には味わえなかった感覚で、従業員を雇い入れて、そのメンバーが成長をして、会社も成長できた時、より大きな楽しさを感じられるのではないかと日々ワクワクしています。

同じ志を持った仲間が増えて、同じような喜びを得られる仲間が増えるともっと楽しくなるなーと。

最後に


これからさらに半年間を爆走して、どんな喜怒哀楽が得られるのか。
次は1年を経過した時に、どんな喜怒哀楽があったのか。
改めて振り返ってみたいと思います。

投稿者: 小林 祐馬

株式会社エヌ・ケーパートナーズ 代表取締役。 1983年鹿児島生まれ。2005年4月、総合人材サービス業の株式会社ネオキャリアへ入社。主に新卒領域を担当し、営業、コールセンターの立ち上げ、マネジメントを経験。 2007年2月、毎日就職ナビ販売卸売高全国1位を獲得。 2007年4月、フリーランスとして独立後、2007年10月、株式会社リラクに入社。 株式会社リラクでは、フランチャイズの加盟開発、物件取得、教育部門であるリラクカレッジの立上、人事部長、運営部長を担い、2015年7月にメディア事業部の立ち上げに伴い、メディア事業部長に就任。店舗メディアネットワークを活用したサンプリング事業やFCに対する集客メディアの代理店ネットワークの構築やオウンドメディア「Yururila(http://yururila.com/)」をプロデュース。 2016年5月。独立し、事業戦略とマーケティングを担うコンサルティング会社である株式会社エヌ・ケーパートナーズを創業し、代表取締役へ就任。 主にBtoBSaaS/PaaSベンダーの事業パートナーとして、マーケティング戦略の立案やセールスマーケティング支援を行っている。