ウェビナー(Webセミナー)ツール活用での成功事例をご紹介!

Demand expansion

従来の形式でのセミナーに代わって主流となりつつあるのが、オンラインでセミナーを開催する「ウェビナー」です。ウェビナーの開催が当たり前になっている中で、ウェビナーツールの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。そこで、ここではウェビナーツール活用の成功事例をご紹介します。

ウェビナーツールを活用する企業が増加中?!


Demand expansion

最近では、ウェビナーツールを活用する企業が急増しています。まずは、その理由について考察していきましょう。

新型コロナウイルスの影響で需要拡大

2020年に突入後、ウェビナーツールの導入が急激に増えた背景には、新型コロナウイルスの影響があります。世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスは日本でも感染が拡大しており、4月には全国を対象に緊急事態宣言が出されました。このような状況下では、会場でのオフラインセミナーは開催できません。そこで多くの企業が導入したのが、ウェビナーです。

オンラインで行うウェビナーであれば人と人との接触が起こらないため、新型コロナウイルスが蔓延している現状でも問題なく開催することができます。新型コロナウイルスの影響がいつまで続くかは未知数であるため、現在導入を検討している企業も多いといえるでしょう。

企業のオンライン化が影響

ウェビナーツール導入が拡大し続けている理由は新型コロナウイルスだけではなく、企業のオンライン化(DX)も理由の1つと考えられ、ウェビナーツールの活用は、企業のオンライン化の一環だといえるでしょう。

企業のオンライン化のメリットとしては業務効率化が挙げられます。

例えば、営業活動では相手を訪問することが当たり前でしたが、最近ではオンライン施策も積極的に用いられています。これによって、移動時間などを大幅に節約することが可能になりました。また、オンライン化が進めばリモートワークも行いやすくなります。結果として、フレキシブルな働き方を実現することができます。

ウェビナーツールの活用メリット


ウェビナーツールの活用には、多くのメリットがあります。メリットを最大限に活かすことで、ウェビナーの成功につなげられるのではないでしょうか。

開催コストカットができる

ウェビナーツール活用を活用することでコスト削減をすることができます。会場でセミナーを開催する場合には、参加人数に合わせて会場を確保する必要があります。会場を予約するだけでも、大幅なコストとなる上、登壇者・講師の交通費や宿泊費も場合によっては大きな額になるかもしれません。

しかし、ウェビナーであればこれらのコストはすべてカットすることができます。ウェビナーツールの導入にも費用はかかりますが、月額数千円~のツールもあるため、オフラインセミナーの開催と比べると、かなりの費用を抑えることができます。

視聴者とのコミュニケーションが取れる

「ウェビナーでは参加者とコミュニケーションを取りにくいのではないか」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ウェビナーはオフラインセミナーよりもコミュニケーションを取りやすい仕組みともいえます。

大きな会場では、質問したいことがあっても手を挙げるのに勇気がいります。そのため、質問を躊躇してしまう参加者は少なくありません。それに対し、ウェビナーではチャットボックスに質問事項を書き込むだけです。誰でも気軽に質問できるため、参加者の満足度も上がりやすいのではないでしょうか。

場所を選ばず開催できる

企業がセミナー開催をする場所には、人が集まりやすい都市部を選ぶことがほとんどです。そのため、地方在住の人はセミナーに興味があっても参加することができず、企業側にとっても参加者側にとっても大きなデメリットとなります。

しかし、ウェビナーであれば全国に向けて配信することが可能です。インターネット環境さえあれば自宅から参加できるため、ハードルが一気に下げることができ、より幅広い層にアプローチできるようにもなります。

緊急事態にも対応可能

セミナーに向けてどれだけ綿密に準備を重ねても、突然トラブルが起こることは十分あり得ます。具体例としては、講師の体調不良による急な開催中止などが挙げられます。この場合、会場のレンタル費用は返金されない可能性が高く、不本意な出費になりかねません。

それに対しウェビナーは、急な開催中止となった場合に、損失を最小限に抑えることができます。参加者全員に迅速に開催中止の旨を伝えられれば、企業としての評判が落ちる恐れもほとんどないといえます。このように緊急事態にも対応しやすいため、リスク管理面での有効性もあります。

参考にしたいウェビナーツール活用事例をご紹介!


success story

ウェビナーツールを活用することで実際に成果を上げた企業は少なくありません。ここでは、ウェビナーツール活用の成功事例を5つご紹介します。

グローバル医療機器メーカーの事例

様々な医療分野において事業展開しているグローバル医療機器メーカーでは、ウェビナーツールの活用によって見込み顧客の約70%を会員として獲得することに成功しました。それまでにかかった期間は約1年間で、短期間で大きな成果が出たということが分かります。

集客力アップを目指して行ったのが、積極的なウェビナーの開催です。リアルタイム配信を行ってその場で質問に答えることが、顧客満足度の向上につながりました。さらに医療技術情報を提供するための動画配信(オンデマンド配信)は、顧客との中長期的な関係の構築に貢献しています。このような顧客接点の構築を行うことで、新規購入はもちろんのこと、継続利用にもつながったといえるでしょう。

さらに動画配信で利用したコンテンツは、現場での営業にも応用しました。紙の資料では分かりにくい情報も、動画であれば分かりやすく伝えることができます。iPadを用いて医師に動画を見せながら説明することで、理解の促進に成功したといえます。

グローバル実験機器メーカーの事例

バイオテクノロジーの科学者、研究者、学生に対して機器や試薬、解析ソフトウェアを提供しているグローバル実験機器メーカーでは、ウェビナーツールを活用することで約20,000ユーザーの獲得につなげました。日本発のサービスが、今ではアジア太平洋地域、欧州、北南米などへも展開されており、世界40カ国で利用されています。

多くの研究者や開発者にリーチするために行われたのが、実験技術向上セミナーのWeb中継です。機器の仕様や使い方の説明に留まらず、実験技術の向上に役立つコンテンツをウェビナーでシェアすることによって、幅広いアプローチの実現に成功しました。

またウェビナーに加えて、クローズドオウンドメディアでの実験技術向上のための動画提供も行っています。さらに動画にて消耗品の交換方法や軽微な整備方法、故障の直し方などに関する情報提供も行っており、顧客満足度の向上につなげられているといえるでしょう。

クラウドソーシングサービスの事例

クラウドワーカー165万人、クライアント22万社が登録する日本最大級のクラウドソーシングサービスでも、ウェビナーツールを導入することによって大きな成果を上げました。圧倒的に安い料金で、営業効率が50倍以上に向上したとのことです。

対面営業の場合には1社に対して移動時間を合わせて2時間半ほどかかっていたのに対し、ウェビナーではたったの30分で終えることができます。1回のセミナーでは最低でも10社の参加があるため、単純計算で時間あたり50倍以上の見込み顧客にアプローチできることになります。さらに、集客を増やしても営業の人数がネックになることがありません。そのため、現在は対面営業よりもウェビナーでの営業に力を入れているそうです。

プレゼン動画の製作時間が短縮されたのも大きな成果の1つで、従来の製作方法では1本の動画の作成に数日かかることもあったのに対し、ウェビナーツールを利用すれば3~4時間で完成させることができます。大幅に時間を短縮できるため、全体としての業務効率が格段にアップしたといえるでしょう。

大手通信事業会社の事例

大手通信事業会社では、ウェビナーツールをフル活用することで顧客獲得や業務効率化を実現しました。マーケティング企画部では、法人顧客向けにオフラインで開催されたセミナーの録画を用いて疑似リアルタイム配信を行っています。平日ほぼ毎日配信することによって顧客との接点が多くなるため、顧客獲得につながっているそうです。

そして、顧客満足度を高めるために積極的に活用しているのがチャット機能やアンケート機能です。これらの機能を駆使して迅速なアフターフォローを行ったところ、大きな反響があったとのことです。「チャットですぐに質問ができてよかった」などのフィードバックもあったことから、顧客にとって役に立つコンテンツになっていることは間違いないといえるでしょう。

さらに、オフラインセミナーの動画を2次活用しています。ウェビナーツールを用いれば、動画の編集の時間も短縮することができます。これによって、顧客獲得だけではなく業務効率化にも成功しました。

IT機器販売事業の事例

IT機器やソフトウェアの販売、受託ソフト開発などを行っているIT機器販売事業では、取扱製品やソリューションに関するウェビナーを8年間で1800コース実施しました。参加人数は延べ3万人以上になり、多くの顧客にアプローチできているとのことです。

会場型セミナーでは顧客に直接アプローチすることができるものの、会場費や宣伝費、人件費などのコストがかかるため、予算が許す範囲内でしか行うことができませんでした。それに対し、ウェビナーは低コストで開催することができます。好きなタイミングで気軽に開催することができるため、顧客と接触する機会が大幅に増えたとのことです。リピーターが多いという結果からも、ウェビナーによる集客効果は確実に出ているといえるでしょう。

現在は都内に専用スタジオを設けており、ウェビナーのオペレーションはほぼ1名のみで担当しているとのことです。しかしウェビナーによる効果が上がっているため、今後はスタジオの増設やスタッフの増員も視野に入れているそうです。

各シーンで活用できるおすすめウェビナーツール


ウェビナーを成功させるためには、どのウェビナーツールを利用するかが非常に重要です。ここでは、ぜひおすすめしたいウェビナーツール「ネクプロ」の特徴についてまとめました。

ネクプロ

ネクプロ

ネクプロは、グローバルトップ企業をはじめとした幅広いユーザーに支持されているウェビナーツールです。ウェビナーを始めるにあたって技術面での不安を感じる人は多いかもしれませんが、ネクプロは初心者でも使いやすい仕様になっているため安心です。また、大規模のウェビナーに関しては配信代行を依頼することも可能です。手厚いサポート体制が整っているのは、大きな魅力です。

さらに、集客サポートや参加者情報・アンケート結果の集計、チャット履歴の管理、外部ツールを用いての効果測定などのサービスも併せて提供しています。得られた情報をすぐにデータ化することができるため、ウェビナーのクオリティ改善や今後のマーケティングに活かすことができます。

ウェビナー前の集客からウェビナー後の分析・改善まですべてワンストップで完結できるのは、数あるウェビナーツールの中でもネクプロしかありません。気になるのはその効果ですが、現地集客のみの場合と比べて集客力が2.7倍以上になるというデータが出ています。集客力アップを目指すのであれば、非常に有効なウェビナーツールです。

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まとめ


新型コロナウイルスの影響もあり、最近では多くの企業がウェビナーツールを導入しています。そして、ウェビナーを開催したことで実際に効果を上げた企業もたくさんあります。新しいことを始めるにはそれなりの時間と労力が必要なことがほとんどですが、サポートがしっかりしているウェビナーツールを使用すれば心配はいりません。コスト削減や集客力アップにもつながるので、ぜひこの機会にウェビナーツール導入を検討してみてはいかがでしょうか。