【2020年版】ウェビナー/Webセミナーツール比較16選

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近年では多くの企業がウェビナーを導入しています。また、ウェビナーを開催するにあたって必ず必要となるのがウェビナーツールです。今回は、皆様におすすめしたいウェビナーツールを厳選しました。ぜひ参考にしていただき、ウェビナーツール導入に役立ててください。

ウェビナー/Webセミナーとは何か?


ウェビナーはウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語で、オンラインで行われるセミナーのことを指します。ウェビナーツールさえあれば簡単に行うことができるため、最近では業種を問わず多くの企業がウェビナーを取り入れています。

オフラインセミナーとは違い、ウェビナーの場合は会場を用意する必要がないためコストが非常に安く済みます。また場所に縛られないため、全国の人を対象にアプローチできるのも大きなメリットです。

【最新】ウェビナー/Webセミナーツール比較10選


ウェビナーを成功させるためには、良いウェビナーツールが欠かせません。ウェビナーツールは、それぞれ料金や搭載機能、サポート体制などが異なります。特徴をしっかりと把握したうえで、自社に合うウェビナーツールを選んでみてください。

ネクプロ

ネクプロ

ネクプロは、集客力の高さが強みのウェビナーツールです。ウェビナー開催の集客サポートから成果の分析、分析データを元にした集客サポートまで一貫して行ってくれるため、確実な結果につながります。ネクプロではオフラインセミナーとウェビナーを並行して行うことができますが、ウェビナーを利用した場合の集客力は現地集客のみの場合の約2.7倍という結果が出ています。データに裏付けされた確実な集客力は、ネクプロならではだといえるでしょう。

また、インストール不要でパソコン・スマホ・タブレットから気軽に参加できるのもネクプロの特徴です。気軽にブラウザで視聴することができるため、参加者にとってハードルを下げることができます。

Adobe Connect(アドビコネクト)

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Adobe Connect(アドビコネクト)では、「Adobe Connect Meetings」、「Adobe Connect Webinars」、「Adobe Connect Learning」の3種類のウェビナーツールを用意しています。Adobe Connect Meetingsは最大25名参加可能で、社内でのミーティングなどに最適です。Adobe Connect Webinarsは最大1,000名参加可能で、大規模なウェビナーの開催に利用できます。Adobe Connect Learningは録画配信(オンデマンド配信)に適したウェビナーツールで、学習コンテンツの作成などを行うことができます。

録画編集ツールが充実しているのが魅力で、視聴者にとって見やすい動画を作成することができます。また、クラウド上で利用できるため専用ソフトが必要ないのも魅力だといえるでしょう。

GigaCast(ギガキャスト)

GigaCast

GigaCast(ギガキャスト)は、「業務に使える高性能」と「低価格」をテーマに開発されたウェビナーツールです。ビジネス目的の利用に特化して作られているため、参加申し込みページやアンケート機能など、必要な機能が揃っています。また資料は鮮明に表示されるため、テキストが多い場合でも参加者にとってストレスになりません。

料金プランが豊富に用意されているのも特徴で、プリペイド制、月額固定制(ポイント発行方式)、月額固定制(時間帯指定プラン)、従量課金制の4種類から選ぶことができます。ウェビナーの開催頻度や予算に応じて最適な料金プランを選んでください。

V-cube(ブイキューブ)

ブイキューブセミナー

V-cube(ブイキューブ)は実績の豊富さが強みで、Web会議のクラウド市場において10年連続シェアNo.1となっています。豊富な実績を活かして充実したサポートを提供しており、配信環境がない場合でも専用スタジオを利用することができます。また、セキュリティ面もしっかりしているので安心です。

最大10,000台のパソコンに対して配信することが可能なため大規模なウェビナーを開催したい場合に適しており、海外を対象にした配信も可能です。機能をカスタマイズできるのもポイントで、使いやすい仕様に変更することができます。

コクリポ

コクリポ

コクリポを利用する最大のメリットは、なんといっても価格の安さです。ベーシックプランは最大参加人数50人で月額料金3,000円、スタンダードは最大参加人数100人で月額料金5,000円、アドバンストは最大参加人数300人で月額料金14,000円となっています。とにかく安いウェビナーツールを利用したいという場合は、コクリポは最適だといえるでしょう。

なお、コクリポは最大参加人数3人のフリープランも用意しています。使い勝手を確認したいときには、まずはフリープランから始めてみてはいかがでしょうか。

Jストリーム

Jストリーム

Jストリームは、ウェビナーのプロが徹底的にサポートしてくれるのが特徴です。撮影や配信に関して確かなスキルを持ったプロの専任スタッフのきめ細かいサポートを受けられるため、初めてウェビナーを開催する場合も安心だといえるでしょう。また、クオリティの高いウェビナーを目指したい場合にもおすすめです。

もちろん、専任スタッフのサポートを受けずに自社内でウェビナーの運営を行うことも可能です。月額料金50,000円のStartupプラン、月額料金100,000円のBusinessプラン、月額料金160,000円のExpertプランの中から、予算などに応じて選んでみてください。

wellcast

wellcast

wellcastは、誰でも簡単にウェビナーを開催できるツールです。イベントを作成してから参加用のURLを配るだけでいいので、初心者にとっても使いやすいといえるでしょう。月額基本料金は800円で、配信、チャット、録画、データ保持などの利用状況に応じて従量課金があります。

ただし、配信ができるのはパソコンのGoogle Chromeからのみとなっています。参加もパソコンあるいはAndroidのGoogle Chromeからのみとなっており、iPhoneの人はスマホから参加することはできません。日本ではiPhoneの利用者が多いため、参加者を増やすうえでネックになる可能性は高いといえるかもしれません。

Cisco Webex Events

Cisco WebEx Event

Cisco Webex Eventsは、日本国内のみではなく世界を対象に発信できるウェビナーツールです。有料のウェビナーを開催する場合にはクレジットカードやPayPalの利用が可能なため、主催者側にとっても参加者側にとっても使いやすいといえるでしょう。

また、配信開始前に仮想プライベートルームが提供されるのもCisco Webex Eventsの大きな特徴です。事前に本番と同じ環境で練習することができるため、万全の状態でウェビナーに挑めます。セキュリティにも優れており、規模の大きいウェビナーを開催したい場合に適しているのではないでしょうか。

figbit(フィグビット)

figbit

figbit(フィグビット)では、株主総会に特化している「IR WebMeeting(Live)」、万全なセキュリティを完備している「WebMeeting Secure(Live)」、ヘルスケア・メディカル向け配信に特化した「WebMeeting Healthcare & Medical(Live)」の3つのサービスを用意しています。さらに、パンフレット作製を始めとした運営サポートも提供しています。

ディレクターが直接サポートについてくれるのも魅力で、初めてウェビナーを開催する場合も安心です。株主向けや投資家向けのウェビナーを開催する場合やセキュア配信を行いたい場合には、 figbit(フィグビット)が向いているといえるでしょう。

LiveOn(ライブオン)

LiveOn

LiveOn(ライブオン)のこだわりは、動画と音声の質の高さです。他のウェビナーツールと比べても見やすさと聞きやすさに関してはLiveOn(ライブオン)が秀でており、参加者側にとってもストレスがありません。搭載している機能には、録音・録画機能、出欠機能、アンケート機能などがあり、幅広い場面で利用可能なウェビナーツールだといえます。

料金はASP版で初期費用78,000円・月額料金3,000円、イントラパック版でサーバーソフト1,000,000円・クライアントソフトライセンス78,000円となっています。14日間の無料トライアルがあるため、利用を検討する場合にはまずは無料で試してみることをおすすめします。

無料ウェビナー/Webセミナーツール比較6選


ウェビナーの利用目的によっては、無料のウェビナーツールで十分な場合もあるといえるでしょう。ここでは、おすすめの無料ウェビナーツールを6つご紹介します。

Zoom

Zoom

オンラインミーティングツールとしてよく知られているZoomですが、ウェビナーの開催に利用することもできます。搭載機能には、画面共有、資料共有、録画・録音、チャット、バーチャル背景、ホワイトボード、スポットライトビデオ、手を挙げる、ブレイクアウトルームなどがあり、シンプルなウェビナーを開催するには十分だといえます。プランには4種類あり、基本は無料ですが、プロは月額料金2,000円、ビジネスと企業は月額料金2,700円となっています。

Skype(スカイプ)

Skype

Skype(スカイプ)は、音声通話、ビデオ通話、チャットなどが無料で利用できるため、少人数を対象にしたウェビナーの開催に向いているといえます。グループ通話の最大人数は25人、グループビデオ通話は10人となっています。Skype(スカイプ)を利用するメリットは、すでにアカウントを持っている人が多いため参加者にとって手間が少ないということです。新たにソフトをインストールしたりアカウントを作成したりする必要がないので、ウェビナー参加のハードルを下げられるといえるでしょう。

Google Meet

Google Meet

Google MeetはGoogleと連携しているサービスで、Googleアカウントさえ持っていれば利用することができます。ビデオ通話の最大人数は10人で、少人数に対するウェビナーに利用できます。ただし、同時に多くのデバイスを利用することで回線が悪くなるケースがあります。画面の乱れが生じるなどのトラブルが起きるケースがあるので、重要な情報のシェアにはあまり向かないかもしれません。

Messenger Rooms(Facebook)

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Messenger Roomsは、Facebookが提供しているライブ動画のストリーミングサービスです。多くの企業が、フォロワーとの距離を近づけるためにMessenger Roomsを利用しています。視聴者のエンゲージメントを保つために、視聴者やコメントを書いた人と直接対話を行うといいでしょう。なお、Messenger Roomsのパフォーマンスはライブ視聴者のピーク、リーチした人の数、リアクション、コメント、シェアの数などから判断することができます。

YouTubeLive

YouTubeLive

YouTubeLiveとは、YouTubeを使って動画のライブ配信を行う機能のことです。YouTubeLiveを行うためにはYouTubeのパートナーになっていることが条件であり、ステータスも良好でなければいけません。使用する際の注意点としては、配信元と視聴している人の間に時間差が生じるということです。場合によっては30秒以上の時間差ができることもあるので、視聴者への呼びかけなどを行う際にはそのことを頭に入れておくといいでしょう。

ツイキャス

ツイキャス

ツイキャスは、パソコン、スマホ、タブレットなどから無料でライブ配信できるサービスです。Twitter、Facebook、mixiのアカウントがあれば始めることができ、手軽にリアルタイムコミュニケーションを楽しめることから若者を中心に人気を集めています。ただし企業が商用利用する場合には別途許諾が必要なので、サポートまで問い合わせる必要があります。

筆者おすすめウェビナー/Webセミナーツール


ここまで、有料と無料合わせて16のウェビナーツールをご紹介しました。これだけ種類があると、かえって迷ってしまうという人もいるかもしれません。そこで、ここでは筆者おすすめのウェビナーツールをご紹介します。

使用感No.1は「ネクプロ」

ネクプロ

ここでご紹介したウェビナーツールにはそれぞれ異なる魅力がありますが、使用感を第一に考えるのであればおすすめはネクプロです。集客サポートやデータ分析など多くのサービスに含まれているため複雑そうに思えるかもしれませんが、実際には非常に使いやすい仕様になっています。ウェビナーを初めて開催する場合でも、問題なく使用できるのではないでしょうか。

ウェビナーツールを選ぶときの基準や優先順位は様々ですが、使用感は誰にとっても重要なポイントだといえます。ウェビナーツール選びで悩んだら、ぜひネクプロを検討してみてください。

≪ネクプロへのお問い合わせはこちら≫

まとめ


ここでご紹介したように、ウェビナーツールには非常に多くの種類があります。ウェビナーを開催するうえでの目的や予算、必要な機能やサポート体制などを明確にしたうえで、最も使いやすいウェビナーツールを選んでください。

従来であればセミナーはオフラインで行うのが当たり前でしたが、時代は変化しています。新型コロナウイルスの影響もあり、今後はオフラインでのセミナー開催が難しくなる可能性もあるといえるでしょう。今はまだウェビナーを行っていないという企業も、ぜひ将来に向けてウェビナーツールの導入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。