オーナーズブック(ownersbook)って怪しいの!?どんなリスクが存在する?

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平成29年9月28日に東証マザーズへ上場したロードスターキャピタル株式会社。同社が運営する「オーナーズブック(OwnersBook)」はソーシャルレンディングという「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」を、インターネットを通じて結びつけるサービスです。2018年1月には、エクイティ投資型商品の提供に向けた登録を完了しています。

今後はソーシャルレンディングだけでなく、クラウドファンディングの仕組みを活用したエクイティ投資型商品の展開もしていく日本初の企業として、成長が期待されている注目の企業の一つです。

このオーナーズブック(ownersbook)にはどんなリスクがあるのでしょうか。
また、投資=怪しいというイメージもあるので、健全なのか否かについても、気になるところではないでしょうか。

オーナーズブック(ownersbook)とは?


オーナーズブック(OwnersBook)は東証マザーズに上場するロードスターキャピタル株式会社が運営する「ソーシャルレンディング」サービスで、最低投資金額は1万円から可能で、4半期に1回、利回りが分配される仕組みになっています。また、利回りは年利で4.8%〜14.8%が実績になります。
ソーシャルレンディングは、ネット上でお金を借りたい人と貸したい人を結びつけるサービスの一つで、fintechの代表的な中心的存在です。

資金ニーズのある企業(または個人)に融資し、その金銭的な対価として元本と利子(または、それに相当するもの)を受け取り投資家に還元するビジネススキームになっています。

国内のソーシャルレンディングの市場は2016年には533億円(前年比1.7倍)に上ります。少し古いデータにはなりますが、2014年のアメリカにおけるソーシャルレンディングの市場規模は約5,500億円になり、四半期あたりに84%成長する市場になっており、ソーシャルレンディング市場は、今後日本国内での成長が大きく期待される市場になっています。

関連記事1:オーナーズブック(OwnersBook)の口コミ・評判は!?1万円からできる不動産投資の魅力とは

関連記事2:オーナーズブック(ownersbook)の利回りはどうなのか。

オーナーズブック(ownersbook)のリスクとは?

オーナーズブック(OwnersBook)のリスクは、大きく二つあります。

運営企業であるロードスターキャピタル株式会社の財務状況悪化のリスク

不動産担保価値の下落リスク

以下では、それぞれのリスクについて、ふれて行きます。


ロードスターキャピタル株式会社の財務状況悪化のリスク

オーナーズブック(OwnersBook)運営しているロードスターキャピタル株式会社の財務状況悪化のリスクは、投資している側ではコントロールできるリスクではないため、信頼できる企業なのか否か、見極めて投資する必要があります。

 

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信頼できる部分で行くと、平成29年9月28日に東証マザーズに上場したことで、上場企業という社会的信頼を得た点。また、2017年12月12日にでた同社のIRによると、2017年12月きの決算予想は、期初の予想を上振れて、売上高が87.94億円、営業利益が13.64億円、経常利益が11.89億円、当期純利益が7.94億円の実績になっており、創業以来増収増益となっている点になります。

2018年1月には、エクイティ投資型商品の提供に向けた登録を完了しており、今後はソーシャルレンディングだけでなく、クラウドファンディングの仕組みを活用したエクイティ投資型商品の展開もしていく日本初の企業として、成長が期待されています。また、ソーシャルレンディングの利回りは平均5%前後に対して、エクイティ投資型商品の利回りは6-10%と最大で2倍の利回りになり、投資商品としての魅力がより強くなっています。

経営陣に関しても、ゴールドマンサックス出身の金融分野に長けているプロフェッショナルが揃っているため、そういった点も信頼できる材料の一つかもしれません。

不動産担保価値の下落リスク

オーナーズブック(OwnersBook)(ソーシャルレンディング全般的に)は、投資した元本を保証するサービスではありません。元本を保証しない代わりに、投資先には全て不動産を担保にして、レンディングする仕組みになっていますが、経済環境の変化によって、不動産担保価値の下落があり、万が一貸付先の企業が焦げ付いてしまった時に、担保にしている不動産を売却しても、元本が全て回収できないといったリスクが存在しています。

しかしながら、オーナーズブック(OwnersBook)の場合、担保にした不動産の8割程度を貸付ているため、よっぽどのことがない限り、投資した元本が毀損することは考えにくいでしょう。

また、オーナーズブック(OwnersBook)では、今まで元本が毀損した実績はないため、そういった点でも信頼できると言えるのではないでしょうか。

オーナーズブック(OwnersBook)は怪しいのか!?

ロードスターキャピタルは東証マザーズ上場企業

ここまでオーナーズブック(OwnersBook)を運営するロードスターキャピタル株式会社やリスクについてご紹介してきました。これを踏まえて、オーナーズブック(OwnersBook)は怪しいのでしょうか。

東証マザーズに上場しており、増収増益であること。

元本毀損がないこと。

を考えると、怪しい部分はなく、非常に健全にソーシャルレンディングサービスであるオーナーズブック(OwnersBook)を運営していると言えるのではないでしょうか。

オーナーズブック(OwnersBook)の会員数は急拡大

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オーナーズブック(OwnersBook)の会員数は2016年第1Qでは、657人だったのが、2018年第1Qでは10406人とこの2年間で15倍の会員数になっています。

また、投資金額は2016年第1Qでは3億8700万円だったのが、2018年第1Qでは49億900万円と12.6倍に拡大しています。(会員数が増えた分、一人当たりの投資額は下落傾向にありますが…。)

しかしながら、投資はリスクがつきものなので、現時点では元本毀損がなくても、今後どうなるかはわからないので、しっかりと自分自身で判断した上で、投資することをおすすめ致します。

URL:https://www.ownersbook.jp/lp/index2/